戸塚 仁さん 腎臓移植


移植を受けたのは春。病院近くの増上寺で、ドナーである母と桜の花を見たことを思い出します。現在のように情報網が発達していなかった当時、臓器移植の知識を得ることも難しく、不安な日々を過ごしていました。
それから19年、朝、昼、晩に薬を飲む以外、一般の方と変わらぬ生活を送っています。
また、2000年の全国移植者スポーツ大会に参加したことをきっかけに、神戸、フランス、カナダ、タイ、オーストラリア、スウェーデン、アルゼンチンで開催したWorld transplant games(世界移植者スポーツ大会)に参加、オーストラリアでは陸上競技100m、200mで優勝、またFit for lifeのambassadorに選ばれる等、母から腎臓を提供頂いたからこその経験を体験することが出来ました。
こんな素晴らしい人生を2回も与えてくれて感謝しています。ありがとう。



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